e-AMUSEMENT PASS改造 手抜き編

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 というわけで、手抜き痛パスの作り方解説です。私はエーワンの手作りステッカーを使用していますが、これは厚みがそれなりにあるため、パスを削る必要が出てきます。これはパスを破損する危険性がある上に削る作業自体も結構大変です。この手順はパスを削る必要がないため、スムーズにいけば30分かからずに完成するかと思います。この手順の利点としては、

 ・パスを削る必要が無いので手間と工具が不要

 に尽きるのですが、一方で欠点として、

 ・保護が無いため、物理的な力(特にひっかき傷など)に非常に弱い

 があります。他にも見た目の違いなどもありますが、好みに左右される部分も大きいので、特に物理的な耐久性の違いのみ強調しておこうと思います。

<注意>
e-AMUSEMENT PASSの改造は自己責任でお願いします。改造の結果、e-AMUSEMENT PASSが破損したり、ゲーム機に詰まらせて出入り禁止になったり、修理代金等を請求されても、一切責任は持てません。

1.e-PASSに貼り付ける画像を作る
これは従来と同様です。印刷のサイズを指定できるツールを使い、切り取ることを前提に少し余裕を持って作りましょう。

2.印刷
PLUSの超耐水光沢フィルムラベルを使います。同等の耐水性や薄さ(これはラベル部が100μm)があればこれでなくても構いませんが、私はこれしか試していないので、ご注意を。

3.ラベルの貼り付け
印刷したラベルをe-AMUSEMENT PASSに貼り付けます。この際、e-AMUSEMENT PASSを削る必要はありません。気泡やゴミなどが入ると仕上がりが一気に汚くなる上に厚みにも影響が出かねませんので、注意してください。個人的には水貼りをすることをお勧めします。勿論、水貼りをした場合はちゃんと水を抜いてから次に移ってください。

4.仕上げ
完成
ラベルを貼り付けてはみ出た分はカッター等で切ります。その後、光陽社のポリマール(プラスチックみがきクロス)を使います。ラベルのべたつきを消すのにメラミンスポンジを始め、いろいろ試してみましたが、これが一番手間がかからずに効果があるようです。それほど気合を入れて磨かなくても、少し磨けばラベルのべたつきが消えますので、あとは乾いた布などでから拭きしてください。
ポリマールは公式HPによると研磨剤とつや出しワックスを含ませた布のようなので、同じようなものを揃えれば代用が利くかもしれませんが、一から揃えようとするならこれの方が安価かと思います。ちなみに私は近所のホームセンターで買いました。

完成
 前エントリでも紹介した写真ですが、これで完成です。

 繰り返しになりますが、e-AMUSEMENT PASSを削る方法と違って反りが発生することは絶対に無いので、厚みと滑りさえクリアすれば問題無く使えるので、作成中のトラブルは少なくて済むのは大きなメリットだと思います。一方で保護フィルム付きのステッカーを貼るのと比べればどうしても耐久面で劣りますので、完璧なものを求めるのであれば、やはり削って保護フィルムと一緒に貼った方が良いでしょう。

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コメント(2)

 おお~!。
 Quickさんの凄腕なら、Suica等の他のICカードの改造は余裕な感じです。ヾ(^^;;;

>おけおけさん
 先人の知恵あっての部分が大きいので、他のICカードでやる気はしないです(^^;。特にSuicaはステッカーは既に市販されていますし、下手に改造して詰まらせた時、QMA筐体と違って強引に引き抜くこともできませんしヾ(^^;

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このブログ記事について

このページは、Mr.Quickが2010年3月13日 22:56に書いたブログ記事です。

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