戦闘系☆4カード短評
発掘系カード  強奪系カード  ☆1カード  ☆2カード  ☆3カード  ☆4カード  ☆5カード

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ゴーレム ☆4(Size6 HP8 AP5[物理] SP2)
 実は青龍とほとんど変わらないパラメータ(SPが青龍は3だが、2と3では大差無い)なのだが、攻撃属性が物理で空を飛んでいないだけでこんなに変わるものかと実感してしまう例。 1発が極めて重いため、攻撃要員として使えなくは無いのだが、SPが低いうえ、物理防御や飛行には手も足も出ないので、やや信頼性に欠ける。
 HP8というトール以外には1回の攻防で排除されない点を活かして、アグレッシブな使い方ではなく、ディフェンシブな使い方の方が合っていそうだ。 いろんなゲームでゴーレムは何かのガーディアンみたいな使い方をされているし(笑)。
 ただ、それでも苦しいというのが個人的な意見。地上戦なら遅い点を除けば確かに強いが、戦闘ランカーの場合、いろいろなデッキを相手にする都合上、地上戦だけでは済まないし、強いデッキが相手なら2回目の攻撃を出せるかも怪しい。 また、発掘や強奪のお供には能力と比較して重過ぎることもある。
天敵:トール
実用度:☆☆

リザードマン ☆4(Size6 HP6 AP3[物理・ダブル] SP6 ソリッドスケイル(ダブル・ブレス防御))
 AP3のダブルと攻撃力が非常に高く、HPも6あり、ブレス防御も持っている上にSPも6と重量級としては決して遅くないため、かなりタフな部類に入る。 キメラを一方的に倒せたり、そうでなくても物理防御を持たない相手のほとんどを反撃で粉砕できるため、サイズ6だけの役割は果たしてくれるだろう。
 しかし、所詮は地上の物理攻撃なので、物理防御には手も足も出ないし、飛行にも同様である。 そのため、他の隅で物理防御や飛行系を排除するサポートが必要になる。
 また、サイズから見て決して遅くないとはいえ、SP6では2回目の攻撃を出す前にやられてしまう可能性も十分にあるので、それを防ぐためにさらに他の隅に排除能力に長けたデスナイトやケンタウロスやガーディアンなどを配置するといい感じである。
一方的:キメラ・バイパー・ケルベロス・ゾンビ
運勝負:トール
天敵:ショーグン
実用度:☆☆☆☆

ドラグゥーン ☆4(Size3 HP3 AP3[物理・対空] SP9 Dマウント(対空・ブレス防御))
 ゴクウからSPを落とし、他の能力を1ランク上げた感じのカードである。 運次第でロマーリア国王を倒せたり、ブレス系の敵と一方的に戦えたりと、地味ながらサイズ当たりの能力が非常に優秀で、なかなか使えるカードである。
 しかし、全般的に中途半端な感があり、特にAP3でしとめられない敵には案外弱い。 特に飛行系はガルーダまでは一撃でしとめられるが、ワイバーンは倒せないため、下手にずるずる残られると被害が広がる恐れがある。
 しかし、ブロンズドラゴンの登場により、対空能力もあることから主戦力になることも多くなった。
一方的:バイパー・フレイア・ビショップ・サラマンダー
運勝負:ロマーリア国王
天敵:サムライ・ショーグン・デスナイト・ケンタウロス・アサシン・ガーディアン・暗黒剣士ゲイル・暗黒剣士ガスト
実用度:☆☆☆☆

Dスレイヤー ☆4(Size4 HP4 AP4[物理・対空] SP6 ドラゴンキラー(対空・ブレス防御))
 ドラグゥーンからさらにSPを落とし、能力を1回り上げた感じである。 AP3とAP4の差は大きく、大体の敵を一撃で葬ることができ、特にレイを除く飛行系とワイバーンに対して絶大な力を誇る。 何といっても、青龍を相手にしても2回連続で当たれば無傷で葬ることができるのは強い。
 もっとも、カオスドラゴンや特にガードドラゴンなどを相手にするとほとんど役に立たないため、「ワイバーンスレイヤー」という可哀想な呼ばれ方をしている場合も少なくないのだが。
 また、SPの低さが目立ち、トールやフレイアに運次第で一方的に倒されてしまう他、ロマーリア国王・ケンタウロス・デスナイトなどにもあっさり倒されてしまう。 ロマーリア国王はスペルガードなどで防ぐことができるが、素早い攻撃は防ぐことができないので、他の角に対策カードを入れる必要がある。
一方的:バイパー・サラマンダー・ワイバーン
運勝負:フレイア
天敵:サムライ・ショーグン・デスナイト・ケンタウロス・ロマーリア国王
実用度:☆☆☆☆

マイスター5 ☆4(Size3 HP4 SP10 ビークル回復4(魔法扱い))
 ところによって最も使えない☆4カードと言われるが、高いビークル回復能力を持つため、積載量に余裕がある場合、混ぜておくと引き分けに持ち込めることが少なくない。 魔法扱いのため、呪禁師やスペルガードがいると役たたずになってしまう上、攻撃力などは一切無いため、使い方は非常に難しいが、巧い人が使えば非常に高い効果を発揮させることができるかもしれない。
 ただ、僕はその能力を上手く発揮させることができなかった(^^;。
 余談だが、TG2の頃はもっと遅かったが、比較的高い攻撃能力まで持っていたらしく、そのパラメータのままだったらかなり面白いカードだったかもしれない。
こいつがいると役たたず:呪禁師・ウンディーネ・スペルガード
実用度:☆☆

神官戦士チコ ☆4(Size1 HP2 AP1[物理] SP8 アリステアメイル(魔法吸収))
 敵から受けた魔法攻撃力を自分のHPに変換する変わった能力を持つ。
 しかし、サイズ1ゆえか、単純能力はかなり低く、角で使うのは魔法系が出てこなければ終わりであり、かなりの博打である。 かといって辺で使うとなると、あまり魔法攻撃を受けない可能性が高い。
 また、魔法を吸収してHPを増大させたとしても、AP1の地上物理攻撃ゆえ、戦闘能力はあまり期待できない。 特定のイベントデッキ対策ならともかく、汎用的に使うのはかなり無理があるだろう。
一方的:クラウン
天敵:たくさん(^^;
実用度:☆☆

フレイ ☆4(Size3 HP4 AP3[魔法貫通] SP8)
 サイズ3の中ではもっとも優秀なカードの1つ。サイズ3にしてHP4、AP3の魔法貫通と非常に強力。 SPも8あり、魔法系のなかではそこそこなので、魔法系同士の戦いでもそれなりに強く、特に得意とする相手は少ないが、ほとんどの敵に対して無難以上の働きをする。 優秀な魔法系としての他、ゲイルを反撃でしとめることができるカードとして重宝するだろう。
 しかし、ロマーリア国王や聖騎士レオンのような魔法防御を持つ強力魔法カードや、他にデスナイトやケンタウロスなどの速くて攻撃力の高いカードには一方的になってしまうので、他の角で対策をしておくと、より信頼性が高まるだろう。 また、AP3ではやや頼りないという場合、ウィッチなどでサポートして4ダメージを与えられるようにしておくと、Dスレイヤーなども倒せるようになり、かなり強さが引き立つ。
一方的:ビショップ・フレイア・暗黒剣士レイ・ジャーマ
天敵:デスナイト・サムライ・ショーグン・ケンタウロス・ロマーリア国王
実用度:☆☆☆☆☆

リッチ ☆4(Size3 HP3 SP15 デス(即死35%))
 高いSPとそれなりの即死率で戦うカードだが、35%ではやや信頼性に欠けるというのが正直なところ。 確かに相手の位置や防御属性を問わないという点で非常に魅力的だが、長く活躍させるのは難しいだろう。
 また、上手く発動して正面の敵を倒せても、自身に直接攻撃力が無いため、これだけでは勝てないのも辛いところだ。
天敵:暗黒剣士ゲイル・アサシン
実用度:☆☆

デビル ☆4(Size5 HP3 AP2[近接全体魔法] SP4 ソウルイーター(近接全体魔法・飛行))
 飛行しつつの近接全体魔法攻撃は暗黒剣士に代表される物理防御カードの排除に高い効果を発揮する反面、SPが非常に低く、地上の魔法系と向かい合うとウィザードにすらあっさり倒されてしまうあたりが難点。
 角ではなく辺に使うとなかなか倒されない存在になるのだが、出現確率が4分の1になるため、どれだけ出てくるかが鍵になり、確実な戦力として見込みづらいのがこれまた難点。
 はまれば非常に強いのだが、結局のところ、角でも辺でもかなり大きなデメリットがつきまとい、使い方が難しいカードといえる。
一方的:暗黒剣士ゲイルなど、地上攻撃のHP2以下カード全般
天敵:フレイ・ロマーリア国王・フレイア・ビショップ・ウィザード・ドラグゥーン・Dスレイヤー
実用度:☆☆

ガルーダ ☆4(Size4 HP3 AP3[物理・ビークル優先] SP11 飛行)
 飛行でこの能力は比較的優秀ではあり、飛行カード同士の対決にはやや強いものの、やはり投射や魔法に弱いのは変わらず、それほど信頼性が高いとはいえない。
 また、ビークル優先カードの中ではSPが低めで、ペガサスが最大の天敵となっている。 ペガサスはビークル優先飛行カードの中で非常に良く使われるカードであり、それが天敵となっているとなると、やはり使い勝手が落ちると思われるのは仕方がない。 HPが4あれば評価は変わるのだが…。
一方的:セイレーン
天敵:ペガサス・ダークエルフ・ニンジャ
実用度:☆☆☆

ペガサス ☆4(Size4 HP1 AP3[物理・ビークル優先] SP12 天馬の翼(魔法防御・飛行))
 空を飛びつつ魔法防御というのは素早い飛行カードか投射以外ではほとんど落とされないということをしめすものであり、それゆえHP1ながら、なかなか倒されることがない。 そしてAP3のビークル優先はみるみるビークルを削っていく。ガンナーと並んでビークル直撃カードの王者といえる存在である。
 しかし、一部の飛行カードや投射カードには極めて弱く、ガルーダやセイレーンは先手で倒せるものの、ワイバーンには反撃でしとめられるし、グレムリン・バードマン・ガーゴイルには一方的に倒されてしまう。 また、投射に対してはほぼ例外無く先手で落とされてしまう。その上、マッドゴーレムなどの地空全体ブレスを持つ相手も苦手とするところだ(この観点で考えると、セイレーンも直接対決でないと倒されるので、やや苦手とするところ)。
 しかし、相手が普通のデッキを組んでいる分には簡単には落とされないため、このなかなか排除されないという能力を活かしてのビークル直撃は極めて有効な手段である。
 また、ガンナーの項でも書いたが、ガンナーとペガサスを主軸として速攻でビークルを沈めにかかる通称「ぺガンナーデッキ」は極めて強力なデッキの例である。 ただ、嫌われること確実なので、あんまり使い続けるのはやめよう(^^;。
一方的:セイレーン・ガルーダ
天敵:朱雀・グレムリン・バードマン・ガーゴイル・暗黒剣士レイ・投射系全般
実用度:☆☆☆☆☆

ワイバーン ☆4(Size5 HP4 AP3[ブレス・対地空] SP3 ファイアボール(対地有り・飛行))
 空を飛びつつ全体攻撃でもないのにビークル優先でない変わったカード。
 攻撃属性がブレスのため、敵に安定したダメージを与えつつ、飛行なので下手な物理攻撃は受けないのが強み。
 しかし、SPが低く、HPも4とサイズの割には高くないため、魔法攻撃や投射には弱く、ロマーリア国王やガンナーを相手にすると一方的に落とされてしまう。 また、ドラゴン系の宿命か、Dスレイヤーにはやはり弱い(^^;。
 とはいえ、魔法さえなければかなりしぶとい部類に入るので、スペルガードなどで補助するか、天敵であるDスレイヤー・ロマーリア国王・ガンナーを全て先手で落とせるデスナイトやケンタウロスと組み合わせると良いだろう。 暗黒剣士に強く、特にゲイルを一方的に倒せるカードとしての利用価値は高いはずだ。
一方的:対空を持たない地上のHP3以下のカードの大半・暗黒剣士ゲイル・ジャーマ
天敵:ロマーリア国王・Dスレイヤー・ガンナー
実用度:☆☆☆☆

ヒドラ ☆4(Size8 HP6 AP3[ブレス・ランダムトリプル・対空] SP2 マッドブレス(対空有り・ランダムトリプル))
 AP3のランダムトリプルブレスは運が味方をすれば恐ろしい破壊力を発揮する反面、ランダムゆえ全く威力を発揮しないこともある。 しかも、サイズ8の割にHPが6でSPも低いため、2回目の攻撃ができるかどうかがかなり怪しい。 他の隅に攻撃力の高いカードや自爆系のカードを置いてヒドラに攻撃が行かないようにできればベストなのだが、ヒドラ自身が異常なサイズを持っているので、非常に難しい。
 はっきり言って陸戦向きではないし、海戦でも使い方を考えないと活躍させづらいカードだろう。
天敵:リザードマン・トール
実用度:☆☆

竜戦士リッター ☆4(Size5 HP4 AP2[ブレス・対空] SP6 ホーリーメイル(魔法防御・対空有り))
 魔法防御を持ちつつ、対空ブレスというのは面白いのだが、サイズ5の割にHP、AP、SPのどれを取っても冴えず、特殊能力だけで無駄にサイズを食っているという感想で終わってしまう。 AP2では対空ブレスとはいえ、主力としての攻撃力とは言い難いし、SP6は他の能力から考えるとあまりにも遅い。
 HP5かつAP3あれば一線を任せられるし、そうでなくてもSPが17以上あれば間違いなく主力級のカードとなれるが…はっきり言って☆4カードの中でもっとも使えない1枚だろう。
天敵:デスナイト・Dスレイヤー・リザードマン
実用度:☆

聖騎士レオン ☆4(Size3 HP4 AP3[魔法・対空無し] SP8 魔法防御)
 魔法攻撃にも関わらず、空に届かないというなかなか笑える(場合によっては笑えない)カードである。 その分、魔法防御を持ちつつHP・APともに優秀な数値を誇り、地上戦に限ればその戦力評価はフレイを上回る。 また、他からの魔法攻撃によるサポート攻撃によってダメージを受けないため、ゲイルをダメージを受けつつも返り討ちにしやすいというのもポイントが高い。
 他の角で対空をしっかりしており、フレイを入れているというのであれば、レオンに取り替えてみるのも1つの手段だ。
 しかし、やはり最大のポイントである空に届かないというのは大いに気になるところだ。 魔法対策をするだけの空きがないというならともかく、純戦などの場合はあまりお勧めできない。
 反対に、ある程度勝てればいいのだが、必要な部分にサイズを割かれて特定の攻撃に対する対策をしにくい強奪の場合はなかなか有効なカードといえるかもしれない。 ただ、聖騎士が強奪メンバーに加わるというのは想像するとなかなか可笑しいものだが…(そんなこと言ったらいくらでも例はあるけど(^^;)。
一方的:フレイア・ビショップ
天敵:デスナイト・サムライ・ショーグン・ケンタウロス
実用度:☆☆☆☆

ロマーリア国王 ☆4(Size4 HP3 AP4[魔法貫通] SP9 賢者の奇跡(魔法防御・貫通))
 国王の名に恥じない強力極まりないカードで、魔法系においては最強のカードの1枚。
 AP4の魔法貫通はサイズ4の中でもトップレベルの攻撃力を誇り、しかも魔法のため相手の陸空の位置に影響されない。 また、魔法系としては比較的素早いSP9を誇り、大抵の魔法系に対して先手を取れるし、物理攻撃カードでも大型のカードならほとんどに先手を取れる。 おまけに魔法防御も付いているため、魔法系に対して強いことこそあれど、弱いことは絶対にない。
 これだけ良いところ目白押しのカードなのだが、HP3が何気に問題で、暗黒剣士ゲイル・アサシン・ケンタウロス・デスナイトなどに先手で倒される上、運次第でドラグゥーンにも負けてしまう。 また、魔法系のため、呪禁師などに魔法を封じられてしまうと本来一方的に倒せるはずの暗黒剣士ガストやワイバーンにすら倒されてしまう。
 そのため、国王を使う場合、最低でも呪禁師対策にエルフコマンドやソルジャー系、余裕があればスペルガード対策にアサシンを置いておくといいだろう。 素早い物理攻撃に対してはゲイルをサポートに付ければ大体はしのげるはずだ。
 HP3を除けば非常に優秀なカードなので、国王を主軸にし、その欠点を補う戦いを心がければかなり勝てるようになるだろう。
一方的:フレイ・フレイア・Dスレイヤー・モンク・ワイバーン・暗黒剣士ガスト・ジャーマ
運勝負:サラマンダー・ドラグゥーン
天敵:暗黒剣士ゲイル・デスナイト・ガーディアン・アサシン・ケンタウロス・サムライ・ショーグン
実用度:☆☆☆☆☆

暗黒剣士ゲイル ☆4(Size4 HP2 AP1[物理・トリプル] SP16 ソニックバスター(物理防御・トリプル))
 暗黒剣士ゲイルは「使えば分かる」強さを持っている。稀に「使えるの?」と聞いてくる初心者がいるが、「使える」と即答する以外にない。 確かにサイズ4でHP2は少ないし、AP1に至っては論外に見えるが、16という驚異的なSPとソニックバスターのトリプルがロマーリア国王などの強力カードを身動きする前に倒し、HPの低さは物理防御が補っている。 HPの少なさゆえ、魔法やブレスには確かに弱いが、SPとトリプル攻撃がブレスや魔法系の敵を先手で倒してしまうので、あまり問題にならない。
 とはいえ、AP1の3回攻撃ではフレイや聖騎士レオンなどのHP4以上のキャラクタは倒せず、反撃でやられてしまうため、他に全体攻撃系で底上げしてやると、本当になかなか倒されなくなる。 ただ、前述のとおり、SPとトリプルだけで十分に強いので、単体で使っても活躍する。
 しかし、物理防御や飛行の敵には手が出せないので、他のカードでそれを補う必要がある。
 ちなみに、最大の天敵は暗黒剣士ジャーマとワイバーンなので、補う場合はフレイやロマーリア国王などで補うといいだろう(フレイの場合はワイバーンを一撃で倒せないので要工夫)。
一方的:ロマーリア国王・フレイア・ドラグゥーン・デスナイト・アサシン・ビショップ
運勝負:バイパー
天敵:暗黒剣士ジャーマ・ワイバーン
実用度:☆☆☆☆☆

暗黒剣士ガスト ☆4(Size4 HP4 AP3[物理・地上貫通] SP6 ナイトメア(物理防御・地上貫通))
 暗黒剣士の中で最高の耐久度を誇り(HPだけならカームの方が上だが、物理防御を考えるとガストに軍配が上がる)、暗黒剣士が苦手とする魔法系やブレス系に対して大抵の攻撃に1回は耐えられる。 また、地上貫通のため相手が空を飛んでいても倒されるまでに何点かビークルにダメージを与えてくれるあたりが良い。 対イベントでは最高クラスの使い勝手の良さを誇り、普通に使っても十分に強い。
 しかし、遅いためロマーリア国王を最大の天敵とし、聖騎士レオンやフレイといった強めの魔法系も苦手とする。使う場合、スペルガードを両隣に配置するなど、魔法対策をしっかりしておく必要があるだろう。
 なお、ケンタウロスがあればガストは用無しという人もいるが、AP・SPともに劣っても物理防御を持っている分、ガストの方が使える場面も多々ある。 ケンタウロスなら国王対策にもなるので、サイズに余裕があれば両方入れるのも良い。
一方的:物理防御を持たないHP3以下の地上物理攻撃カード全般
運勝負:フレイア
天敵:ロマーリア国王
実用度:☆☆☆☆☆

暗黒剣士ミスト ☆4(Size4 HP3 AP1[全体魔法] SP9 マジックソード(物理防御・全体魔法))
 物理防御を持ちつつ、魔法攻撃をする唯一のカード。魔法といっても全体魔法であり、サポートとしては最強クラスの実力を持つ。 特に魔法系全般が苦手とするデスナイトに高い耐性を持つのが強み。
 ただ、魔法攻撃ゆえ呪禁師やスペルガードには完封されるし、1発が弱いので強い魔法系やキメラなどにあたると反撃であっさり倒されてしまう。 物理防御を持つため、角向きの戦力ではあるが、単体で出すならあくまでサポートとしての動員を中心とし、主力級の活躍はあまり望まない方がいいだろう。 言い方を変えれば、主力級の活躍をさせるには工夫が必要になる。
一方的:物理攻撃をしてくる魔法防御系を持たないHP1カード
運勝負:サラマンダー
実用度:☆☆☆☆

暗黒剣士カーム ☆4(Size4 HP6 AP2[物理・近接地上全体] SP5 テンペストメイス(近接地上全体攻撃))
 サイズ4カードとして考えれば決して弱いカードではないのだが、「暗黒剣士」という冠を付けてしまうと弱く見えてしまう別名「ダメ暗黒剣士」もしくは「偽暗黒剣士」(苦笑)。
 暗黒剣士の中では唯一物理防御を持たず、代わりにHPが6になっている。ただ、SPが5しかないため、1回攻撃して御陀仏ということも十分にありえる。 攻撃がビークルに届かない性質上、どちらかといえば辺の邪魔なカードを排除するという役割に向いたカードといえるが、ただの地上近接全体攻撃では飛行や物理防御に簡単に止められてしまう。 HPの少ない強奪デッキに対しては特にバンディットをまとめて掃除できることから戦力として期待して良いと思うが、純粋な戦闘向きではないだろう。
 なお、ビークルをバリスタ、四隅を全部カームにして(残りは適当)敵戦力を壊滅させ、バリスタの攻撃で20ターンかけてビークルを沈めるというデッキを見たことがあるが、相手のビークルがディグなどのHPが少ないビークルであり、物理防御や飛行が少ないことを前提としたようなデッキなので、あまりお勧めはしない(^^;。
天敵:トール・リザードマン
実用度:☆☆☆

暗黒剣士レイ ☆4(Size4 HP2 AP2[物理・ビークル優先] SP9 アサルトシェル(物理防御・飛行))
 空を飛びつつ、物理防御を持つカードはレイしかいないので、物理攻撃を使う飛行カードや投射全般の他、特定のイベントに対しても大きな威力を発揮する。
 ペガサスなどの飛行カードのほとんどを一方的に落とせるし、ガンナーのダブル投射を簡単に止めてしまうことができる。 そのため、使い方次第で非常に大きな威力を発揮するカードといえるが、サイズ当たりの能力は決して高いわけではなく、特に魔法系に対しては非常に脆い。 また、APが2のため、地上貫通のカードと向き合うと割りが合わない。
 単体で使っても結構強いのだが、対魔法を考えればなかなか落とされなくなるため、安定したダメージを産み出してくれるだろう。 また、他の使い方として、飛行投射が多い場所で防御のために使うという策もある。
一方的:ペガサス・ガーゴイル・バードマン・グレムリン
実用度:☆☆☆☆

暗黒剣士ジャーマ ☆4(Size4 HP3 AP3[ブレス] SP7 カオスヒート(物理防御))
 使えないわけではないのだが、SPが7と低めで、HPも3しかないのが問題で、魔法系にあたるとかなり簡単にやられてしまう。 どちらかといえば物理防御を持っていないものの、HPが5あるキメラの方が使い道が広いだろう。
 しかし、対ゲイルに限れば非常に優秀ではあるし、そうでなくても物理防御を持つ相手には有効なので、ゲイルが流行っていれば使うのも悪くはないが…ゲイルはいつもあちこちにいるので、やっぱり汎用的に使うのは難しいかも(^^;。
 ちなみにロマーリア国王を始めとした比較的速めの魔法系が流行っている時はそれを封じる工夫をしないとほぼ無力なので注意。
一方的:暗黒剣士ゲイル・ビショップ・フレイア
天敵:ロマーリア国王・フレイ・聖騎士レオン・ワイバーン・サラマンダー・キメラ
実用度:☆☆☆


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