戦闘系☆3カード短評
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エルフコマンド ☆3(Size1 HP1 AP1[物理] SP20)
 プレイヤーが使えるカードの中では最高のSPを誇るカード。
 HP1の物理防御を持たない地上カードを有無をいわさず葬ってくれるのは素晴らしいが、HPが1しかないため、反撃や全体攻撃で倒されやすいのが難。 対呪禁師だけなら他にソルジャーやゴブリン戦士など、HPも少しあるカードがあるので、そちらを使った方がいいだろう。
 ただ、これらのカードでは対抗できない時空魔導師・アサシン・クノイチなどには絶大な威力を発揮する。 周りのデッキの状況に合わせてソルジャーなどと使い分ける必要があるが、やはりSP20はおいしい。
一方的:時空魔導師・呪禁師・シーフ・アサシン・クノイチ・プリンセス
天敵:物理防御を持つカード全般
実用度:☆☆☆

クノイチ ☆3(Size2 HP1 AP2[物理] SP19)
 エルフコマンドに次いで高いSPを誇るカード。
 HPは1しかないため、エルフコマンドには先制で倒されるし、エルフコマンドと同じく反撃や全体攻撃には弱いが、AP2はエルフコマンドと比べて多くの敵を葬れるようになっている。 呪禁師や時空魔導師はもちろんのこと、エルフ・バイパー・(特に)バンディットなどの高SPカードの多くを先手で倒せるのは非常に大きい。 HPの少ない攻撃カード…特にデスナイトの隣に置いてバンディットのランダム攻撃で戦局を狂わされるのを防ぐのに大きな力を発揮させることができるだろう。
 汎用性ではナイトやバイパーに劣るが、サイズ2のカードの中ではかなり優秀な部類に入る。
一方的:時空魔導師・呪禁師・シーフ・アサシン・バイパー・エルフ・ダークエルフ・ソルジャー・バンディット・プリンセス
天敵:エルフコマンド・朱雀・物理防御を持つカード全般
実用度:☆☆☆☆

デスナイト ☆3(Size3 HP2 AP4[物理] SP12)
 多くの強力カードキラーである。ロマーリア国王・ケンタウロス・フレイ・聖騎士レオン・Dスレイヤー・ガンナーなどの名だたる強力カードを全て先手を取って落とせるのは驚異としかいいようがない。
 しかし、飛行には手が出せず、HPも低いため、本来は前述のカードにとっては大したことのないナイトやゴクウ、バイパーなどには先手で落とされてしまうし、全体攻撃にも弱い。 結局のところ、総合的に強いと言われる高AP低SPカードには強く、逆に低AP高SPの高い敵には負けてしまうという変わった性質を持っている。
 だが、サイズ3にしてこの能力はその欠点を補って余りあるものであり、文句なしに使えるカードとして挙げることができる。
 ただ、辺で使うと先手でやられてしまう場合があるので、角向きのカードといえるだろう。
一方的:Dスレイヤー・ドラグゥーン・聖騎士レオン・フレイ・ガンナー・ロマーリア国王
天敵:アサシン・クノイチ・ナイト・ガーディアン・ゴクウ・ワイバーン・暗黒剣士ゲイル・ガスト・ジャーマ
実用度:☆☆☆☆☆

ゴブリン戦士 ☆3(Size1 HP2 AP1[物理] SP15 クリティカル5%)
 ソルジャーの完全上位互換カードである。とはいっても、5%のクリティカルが付いただけなのだが…。
 正直な意見として、ソルジャーを使うならこちらを使った方が良いというレベルであり、サイズを1余らせた純戦とか以外ではあまり用の無いカードかもしれない(^^;。
一方的:呪禁師・プリンセス・スパイダー
天敵:クノイチ・バイパー・アサシン
実用度:☆☆☆☆

ゴブリン隊長 ☆3(Size4 HP2 AP1[物理] SP13 自ビークル固定)
 時空魔導師とは反対に自分のビークルの回転を止めるという非常に変わった能力を持つカードである。
 使えるのかと思っていろいろ考えてみたのだが、大抵の場合、自分のビークルの回転を止めると自分が不利になってしまう気がする。
 わかりやすい使い方としては、辺に置いてその両隣にHP・APの高いカードを並べるという手法が考えられるが、確率4分の1ではなかなか上手くいかない。 また、サイズが4もある割に単体での戦闘能力はゴブリン戦士やソルジャーにも劣るほど低く、能力を使う前に倒されてしまうことも少なくないだろう。
 結局のところ、隊長らしいのはサイズだけであり、現時点では「使えない」という判断しか下せない。「面白い」という判断ならいくらでも出せるが(笑)。
一方的:呪禁師・プリンセス・スパイダー
天敵:クノイチ・バイパー・ナイト
実用度:☆

ガーディアン ☆3(Size4 HP5 AP3[物理] SP13)
 始めから持っているし、特殊能力も無いので忘れられがちだが、カード資産が揃ってからでもかなり強力なカードである。
 HPが5と高いため、大抵の一撃には耐え、AP3でSP13という、なかなか速くて強い攻撃はデスナイト・ロマーリア国王などを確実に先手で葬ることができる。 キメラと比べると1発で3ダメージのため、無駄無くビークルにダメージが与えられなかったり、ブレスと違って物理防御はけっこういるので、防がれやすいという欠点が存在するが、代わりにSP13が魅力だ。 SP13は角に起用されやすいカードの中ではかなり高い方であり、それゆえHPが少なくなっても、ダメージを残してから倒れてくれる場合が少なくない。
 確かに特殊能力はないが、天敵らしい天敵も無く、単純能力で考えれば十分に優秀なカードといえる。
一方的:デスナイト・ロマーリア国王・スペルガード
実用度:☆☆☆☆☆

ミノタウロス ☆3(Size5 HP5 AP5[物理・地上貫通] SP3)
 AP5の地上貫通という強烈なパワーがポイント。SPが低いが、HP5ゆえ、物理防御を持たない相手ならほとんど何でも反撃によって粉砕できる。 もちろん、2回目の攻撃が出せるかどうかは微妙なところだが…。
 ただ、前述で「物理防御を持たない相手なら」と書いた通り、物理防御を持ったカードが正面に来て止められてしまうと、自慢の剛腕を振るうことなく倒れてしまう場合も少なくない。 そのような意味で、使えるカードではあるものの、安定性に欠けるのは否めない。
 なお、SPの低さゆえ、無傷で一方的に粉砕できる相手はさすがにいない(^^;。
天敵:リザードマン・トール
実用度:☆☆☆☆

ゴクウ ☆3(Size2 HP2 AP2[物理・対空] SP13 如意棒(対空))
 サイズ当たりの能力は優秀で、特に対空能力を持っているところが大きい。 辺に使えば呪禁師だけでなく、厄介な飛行系を落としてくれるし、隅ならデスナイトやペガサスを一方的に倒せる。
 ただ、ナイトやバイパーには一方的に倒されてしまうし、角の戦力としては打たれ弱いのでどこにでも使える反面、どこに使っても欠点がつきまとうカードでもある。 しかし、それを補うだけの能力はあり、十分に活躍できるカードの1枚となれる。
 前述のとおり、どこにでも使えるカードではあるのだが、どちらかといえば隅に使うことをお勧めする。 というのも、対呪禁師やグレムリンならサイズ1のクラウンの方がウンディーネも倒せるという点もあるため優秀であり、わざわざ辺に置く必要が無い。 それならいっそのこと使い捨てと割り切って他の角に戦力を集め、対デスナイトやペガサスに活躍してもらい、他の敵でも大抵の角カードには先制できるSPを活かして一発屋になってもらう方が有効だと思うからだ。
 個人的には角に使って隣の辺にプリンセスを置くと地上空中関係なしに4ダメージ与えられる面を作れてなかなか良さそうな感じだが…実際にシミュレートしてみたところ、得手不得手が激しくてコンスタントな戦力にはしづらかった。 完璧に使いこなすにはある程度のデッキ構築力と経験が必要になりそうだ。
一方的:デスナイト・ペガサス・セイレーン・呪禁師・ダークエルフ
天敵:ナイト・バイパー・クノイチ
実用度:☆☆☆☆☆

ニンジャ ☆3(Size4 HP3 AP1[物理・トリプル投射] SP14)
 サイズ当たりの能力がいまいち。防御無しでHP3は角では頼りないし、辺に置くのにサイズ4では大きすぎる。 SPは高いし、トリプル投射のため、まず1回はビークルに無駄無くダメージを与えられるのはいい感じだが、所詮はそれだけで、イベント対策以外ではあまり使う必要の無いカードであろう。
一方的:ペガサス・ガルーダ・バードマン・セイレーン
天敵:アサシン・暗黒剣士ゲイル
実用度:☆☆☆

ガンナー ☆3(Size5 HP4 AP2[物理・ダブル投射] SP10)
 投射カードの中では最高の攻撃力を持つ。AP2のダブル投射はレイと朱雀と青龍を除くあらゆる空中キャラクタカードを1ターンでたたき落とせるし、ダブル投射ゆえペガサスやグレムリンなどを相手にしても無駄が少ない。 また、HPが4あるため、角でも生き残って撃ってくれる可能性は十分にある。SPも10あるため、大抵は2回撃ってくれることを期待してもいいだろう。
 しかし、デスナイトやケンタウロスには弱く、サイズ5ゆえ、他の戦力に期待するのも難しい。 というのは、投射はエルフの項にも書いた通り、投射単体ではあまり意味がないので、普通は投射や飛空投射のようなビークルを沈めることを最優先とするデッキになることが多い。 そこで投射役がガンナーである場合、先手で倒されてしまうとビークルへのダメージソースが極端に減少してしまうため、ビークルを削り切る前にビークル攻撃役が全滅してしまう可能性が一気に上がってしまうのである。 特にケンタウロスは地上貫通であり、ペガサスと向き合っても等価以上のダメージをこちらのビークルに与えてくるため、特に注意が必要となる。
 ちなみに、ガンナー2体とペガサス2体をベースにした通称「ぺガンナーデッキ」は強いのは確かだが、対策を立てると他に弱くなるため、嫌われるのも確かである(^^;。
一方的:ワイバーン
天敵:デスナイト・ケンタウロス
実用度:☆☆☆☆

ダークエルフ ☆3(Size3 HP2 AP3[物理・投射] SP12)
 エルフと比べてサイズが増えた分、APが上昇しているカードである。ただし、SPが下がっているため、バイパー・ナイト・ゴクウなどに先手で倒されてしまうのが難点。
 基本的に1発限りの使い捨てと割り切るなら良いのだが、それでも先に倒されてしまう可能性があり、使い捨てにもならない可能性が否定できないので、主力にするのは難しいだろう。
 汎用性では圧倒的にエルフの方が上である。
一方的:ガルーダ
天敵:バイパー・ナイト・ゴクウ・クノイチ・アサシン
実用度:☆☆

ゴブリン投射隊 ☆3(Size2 HP3 AP2[物理・ランダム投射・対空] SP12 ロックシューター(ランダム投射・対空)) 【神秘の島ゼクラス限定カード】
 ランダムのため、確実なダメージ源にはできないが、そのランダムと対空能力が合わさって、運次第でデスナイトやペガサスを先手で倒せる場合もある。 辺で使う分にはSP12は標準よりやや下なものの、HPは3あるため、辺でのランダムに期待したサポート戦力として過剰な期待はできなくとも、それなりに優秀といえる。
実用度:☆☆☆☆

バーバリアン ☆3(Size3 HP4 AP1[物理・地上全体] SP9 トルネード(地上全体攻撃・ブレス防御))
 全体攻撃ゆえ、辺に使うとサポートとしてそれなりに優秀。 サイズ3のため、辺のサポート役としても使えるが、HP4とブレス防御を活かして角に使っていくのも良さそうだ。
 ただ、物理防御には止められるし、空にも攻撃できないので、現状では安定した戦力であるとは言えない。 対空なども考慮するならウィッチの方がいいだろう。
一方的:プリンセス・スパイダー・サラマンダー
天敵:デスナイト
実用度:☆☆☆

フレイア ☆3(Size3 HP3 AP4[魔法貫通] SP6)
 バルキリーの強化版のようなカードで、ロマーリア国王に並ぶAP4の魔法貫通はサイズ3の中ではトップクラスの攻撃力を持ち、ワイバーンを先手で落とせる上、ガストも運勝負で倒せる。 しかし、HP3でSP6というのは角で使うには先制で倒されてしまう可能性が高く、お勧めできない。
 使うなら、角よりも辺で使った方がいいだろう。相手次第ではこの高い攻撃力を活かして大活躍してくれるはずだ。
一方的:ワイバーン・スケルトン・デビル・ビショップ
天敵:フレイ・ロマーリア国王・聖騎士レオン・ドラグゥーン・バルキリー・デスナイト・サラマンダー・アサシン・暗黒剣士ゲイル
実用度:☆☆☆☆

ビショップ ☆3(Size4 HP3 AP3[魔法・ダブル] SP5)
 攻撃力だけならAP3のダブルと、トップレベルのカードであるが、HP3はともかく、SPが5と先制されやすいため、非常に脆い。 このSPでは大抵の敵に先制され、倒されてしまう。そういう面で考えると、角に使うのはあまりお勧めできない。
 となると使うところは辺だが、サイズが4と大きく、ここでも使いどころは難しい。 とはいえ、はまると凄まじい破壊力を発揮し、あっというまにビークルを破壊してしまうこともある。 この攻撃力と脆さを天秤にかけた場合…やはり汎用的な使い道はあまり無さそうだ(^^;。
 ただ、鋼デッキなら一定の用途を見出せる。もっとも、サラマンダーには一方的に負け、呪禁系が居れば役たたずとなり、鋼同士の戦闘になった場合も大抵は不利になる。 さらに言ってしまうと、AP3のダブルは辺キャラの平均HPを考慮すると本来の攻撃力と比べてビークルへのダメージ効率が悪くなることこの上ない。
 …「一定の用途が見出せる」と言いながらボロクソにけなしてしまった(^^;。結局は辺でも多用できるほどの強さは無いと言わざるを得ないのである。
一方的:ミノタウロス
天敵:フレイ・ロマーリア国王・聖騎士レオン・ドラグゥーン・バルキリー・デスナイト・サラマンダー・アサシン・暗黒剣士ゲイル・他
実用度:☆☆

セイレーン ☆3(Size4 HP2 AP1[地空全体ブレス] SP10 飛行)
 地空全体ブレスはいいのだが、サイズ当たりのHPとAPが低く、投射系・飛行系・ゴクウに先制であっさりやられてしまうのが最大の弱点。 角に使うには脆すぎるので使うなら辺なのだが、それでもゴクウや投射系が恐い存在であることには変わりない。
 しかも、サイズが4あるので、辺で使うには大きいのも難点。サイズ4だけの価値があるかどうか…個人的にはあまり無いと思っている(攻撃力は確かに魅力的だけど)。
天敵:飛行系の大半・投射系の大半・ゴクウ
実用度:☆☆☆

コカトリス ☆3(Size4 HP6 AP1[ブレス] SP3 ペドロブレス(即死40%))
 SPは低いものの、HPが高いため、ほぼ確実に1回はペトロブレスを出すことができる。 ペドロブレスはネクロマンサーのメガデス(即死60%)に次ぐ即死率を持ち、相手の地上空中を問わないため、運次第で恐ろしい威力を発揮する。 また、これだけの即死率を持つカードの中で唯一単純な攻撃力も持ち、何気に役立つこともある。
 しかし、40%は2回に1回以下の確率であり、かなりの博打である。その上、SPが低いため、普通の敵を相手にする分には1回程度しか出せないであろう。 計算が立たない恐ろしさはあるが、使い勝手が良いとはお世辞にも言えないのが本当のところ。
天敵:リザードマン・トール・ビショップ
実用度:☆☆

ケルベロス ☆3(Size6 HP5 AP2[地上全体ブレス] SP4)
 HPが5あるが、SPが低いため、何度も攻撃できることは少ないが、AP2の地上全体ブレスは非常に強力。 暗黒剣士ゲイルを確実に葬れるし、そうでなくてもHP2以下のキャラをまとめて掃除できるので、デッキの回転次第で何度も攻撃することがあれば恐ろしい威力を発揮する。
 また、ビークルにも届く以上、何度も攻撃できればあっというまにビークルを削っていく。
 しかし、サイズ6と非常に大きく、その割に打たれ強いとは言えないため、使い方に多少の工夫がいるカードといえる。
天敵:リザードマン・トール・ビショップ
実用度:☆☆☆

ゴブリン特攻隊 ☆3(Size4 HP4 AP1[物理] SP14 自爆) 【鋼の島ガスタール限定カード】
 マンドラゴラと同じ自爆能力を持つ数少ない(2種類)カードの1枚。
 ただ、やはりマンドラゴラのサイズ3と比較するとサイズ4は結構重く、使いどころが難しい。特に対イベントでマンドラゴラの代わりに使うのは難しいだろう。 しかし、HP4・AP1・SP14という高めのHPと一応ながら攻撃力を持っている点も評価できる。 マンドラゴラだと目の前の敵がソルジャーでも1発で自爆が発動してしまうが、特攻隊なら反撃で倒せる。 これは、弱い敵相手には自爆が発動しにくく、強い敵があらわれた時に自爆が発動しやすいことをしめすものであり、これはこれで使い道がある。 総合的に見てイベント対策などにはあまり役に立たないが、普通のデッキ相手に意表を突いて使う分にはある程度有効だろう。
 即死攻撃では自爆が発動しないことや、HPを超える貫通攻撃で倒されると残りダメージがビークルに通ってしまうところはマンドラゴラと同じである。
実用度:☆☆☆


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