戦闘系☆1カード短評
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ソルジャー ☆1(Size1 HP2 AP1[物理] SP15)
 戦闘カードとしては極基本的なカードで、非常に手に入りやすい。サイズも1なため、序盤はそれなりの戦力にはなるだろう。 しかし、サイズ1ゆえ、それほど高い能力を持つわけでもなく、角は勿論、辺に使ってもあまり丈夫とは言えない。 また、☆3カードながらゴブリン戦士はソルジャーと同じ能力を持ち、それに加えて5%ではあるがクリティカルを持っているので、ゴブリン戦士があればそちらを使った方がいいだろう。
 ただ、バーサーカーの材料でもあるので、バーサーカーが欲しいなら別に持っていても損はしない。もっとも、嫌でもたまるだろうが。
一方的:呪禁師・プリンセス・スパイダー・他
天敵:クノイチ・アサシン・バイパー・暗黒剣士ゲイル・ガスト・ジャーマ・他
実用度:☆☆

ナイト ☆1(Size2 HP3 AP2[物理] SP14)
 サイズ2ながらHP3でAP2、SPも14あり、トップレベルのポテンシャルを持つカードといえる。
 サイズ4キラーのデスナイトや飛行系の敵であるゴクウを一方的に倒せる上に、普通の敵を相手にしてもHP3ゆえ、生き残る場合も十分にある。 カード資産が無いうちは角でも十分な戦力として使えるし、カードが揃ってからでも辺での補助戦力や小さいサイズでの戦力として優秀であろう。 何といっても、辺で使われることの多いサイズ2以下のキャラクタになにもできずに倒される天敵の存在が無いのが強みだ。
 対空などを考えればゴクウ、対ゲイルなどを考えればバイパーなども良いのだが、単純な地上戦のみを想定するならナイトで良いだろう。
一方的:デスナイト・ゴクウ・バルキリー・呪禁師・プリンセス・スパイダー・他
天敵:アサシン・ワイバーン・暗黒剣士ゲイル・ガスト・ジャーマ
実用度:☆☆☆☆☆

コボルト ☆1(Size1 HP2 AP1[物理・投射] SP16)
 AP1の投射なので、攻撃力からすればあまり役に立つとは言えない。しかし、サイズ1でHP2、SPも16あるので、辺の状況次第では何回か投げてくれることも十分にあるだろう。
能力的にはグレムリンやペガサスを先手で落としてくれるのだが、ペガサスを辺で使うことはあまり考えられないので、使い道としては戦闘の補助や辺にいるフェアリーやグレムリンなどの飛行系カードの排除だろう。
 対マッドゴーレムなどの全体1点ブレスに対してはグレムリンより優秀だが、やはり地上である分、他のカードに倒されやすい。
一方的:ペガサス・グレムリン
天敵:クノイチ
実用度:☆☆☆

エルフ ☆1(Size2 HP2 AP2[物理・投射] SP15)
 コボルトと比べるとサイズは2で、HPはそのまま、SPがダウンしているものの、AP2の投射は結構強い。SPがダウンしているため、グレムリンを確実に先手で落とすことはできなくなっているものの、ビークルを直撃する能力は優秀だ。 もちろん、投射としては1体だけでは大して役に立たないので、ぎっちり投射系のカードを詰め込むと…相手次第ではあっさりケリをつけることもできる。
 エルフは投射デッキの主力としては弱いが、余ったサイズに詰め込む分には非常にちょうどいい。
一方的:ペガサス・バードマン
天敵:クノイチ・アサシン・バイパー・暗黒剣士ゲイル
実用度:☆☆☆☆

ファントム ☆1(Size1 HP1 AP1[物理] SP9 物理防御)
 サイズ1で物理防御は結構おいしい。しかし、SPはあまり高くないので、物理以外の攻撃には一方的にやられてしまうこともしばしば。 余ったサイズに詰めて意表を突く分には面白いが、HPやAPの低さから、主力にはなりえないだろう。
一方的:エルフコマンド・プリンセス・シーフ・クノイチ・アサシン・ブレスウィスプ・赤アントマン
運勝負:サラマンダー
天敵:クラウン・スパイダー・バイパー・セイレーン・ドラゴニュート・暗黒剣士ミスト・暗黒剣士ジャーマ
実用度:☆☆☆☆

ゴースト ☆1(Size2 HP1 AP2[物理] SP8 物理防御)
 ファントムと比べてAP2になったのは大きいが、サイズが2になってSPが8に下がっているのはかなり痛い。サイズ2は仕方ないとしても、SP9のロマーリア国王やサラマンダーなどには一方的にやられるようになってしまうからだ。 特に対サラマンダーを考えると運勝負になるのと一方的に負けるのでは勝率が大分変わる。そういう面においてはファントムと比べると大分使い勝手は悪くなる。
 しかし、ファントムのAP1攻撃なら無視できても、ゴーストのAP2攻撃だと2回当てれば御陀仏になってしまう主力級の敵は多いので、メタゲーム次第では角に使っても面白い。 ただ、ゴーストを使う必然性が無ければ軽いファントムかタフなモンクを使った方がいいだろう。
 ちなみに、初期デッキではこのゴーストはどうやっても倒せない(笑)。
一方的:エルフコマンド・シーフ・クノイチ・アサシン・ブレスウィスプ・ウィザード・赤アントマン
天敵:クラウン・スパイダー・バイパー・セイレーン・ドラゴニュート・ロマーリア国王・暗黒剣士ミスト・暗黒剣士ジャーマ・サラマンダー
実用度:☆☆☆☆

ウィザード ☆1(Size2 HP2 AP3[魔法] SP7)
 サイズ2でAP3の魔法攻撃力は飛行の敵でも物理防御の敵でも落とせるのでかなり優秀。ただ、HPが2しかないため角の主力カードにはあっさりやられる可能性が高いし、SPも低いので辺に使っても先手でやられる可能性が高い。 どちらかと言えば辺のカードだが、それでも脆いので他でサポートをすることも考えた方がいいだろう。
 APの高さから角に置いてもある程度の働きをしてくれる可能性はあるので、カード資産のない序盤なら角に使っていってもいいだろう。
一方的:ビショップ・デビル
天敵:ユニコーン・アサシン・クノイチ・ナイト・デスナイト・バルキリー・プリンセス・バイパー・スパイダー
実用度:☆☆☆

ウィッチ ☆1(Size2 HP2 AP1[全体魔法] SP8)
 サイズ2でAP1とはいえ、ビークルや空中の敵にも届く全体魔法はなかなか優秀。プリンセスと比較されることが多いが、プリンセスはAP2で魔法防御も持つ反面、HP1の上にビークルに攻撃が届かないので、どちらが優秀とは一概には言えないと思う。
 とはいえ、さすがにAP1単体では大して役に立たないので、使い道としては辺に置いてその両隣にAP3のカードを置いて1ターンに4ダメージを与えられる面を作ることだろう。 強くて汎用性のあるカードのHPは大体3か4なので、HP3の敵だけでなく4の敵も倒せるようになると後の展開がかなり変わるはずだ。 他に、遅い打撃カードを隣に置いてHP1カードを排除してビークル直撃をさせやすくするなどの使い道もある。
 総合的に見てサポート役としての能力は非常に優秀だろう。
一方的:エンジェル
天敵:ユニコーン・アサシン・クノイチ・ナイト・デスナイト・聖騎士レオン・バイパー・スパイダー
実用度:☆☆☆☆☆

呪禁師 ☆1(Size1 HP1 SP11 サイレント)
 SP11のサイレントはごく一部の魔法カードを除いた全ての魔法カードを封じることができる。ワイバーンなどの魔法以外には強いカードの隣に置いてサポートすればかなりの活躍が見込める。
 しかし、魔法を使わない相手にはただのHP1カードだし、純戦の国王やフレイなど魔法の定番カードの隣には大抵、呪禁師対策がされているので、あてにならない可能性も高い。さらに、相手にスペルガードがいると先に封じられてしまう。
 万全を期すのであればスペルガードを使い、呪禁師はお守り程度に考えるのがいいだろう。しかし、サイズ1ゆえ、十分に使えるカードといえる。
実用度:☆☆☆☆

グレムリン ☆1(Size1 HP1 AP1[物理] SP15 飛行・ビークル優先)
 HP1のため、全体攻撃などにはあっさりやられるし、ビークル優先のため魔法系や投射系には1回攻撃して御陀仏になってしまう。 しかし、サイズ1で空を飛び、SP15のスピードでビークルに直接攻撃をかけるというのは馬鹿にできない。
 空を飛んでいるため、意外とやられずに長く活躍してくれることもあるし、密かにペガサスを先手で落とせたりする。 HPの高いビークルに四隅グレムリン、四辺には貫通やダブルなどの攻撃力の高いカードを配置するというタイプのデッキはもう1つの基本形と言われている。 グレムリンは空を飛んでいるため、ある程度は壁になるし、壁にならなくても大抵は先制して1ダメージを与えてくれる。 そういう意味で考えるとグレムリンも立派なダメージ源となっているのである。
 他に、バランスデッキの1角にグレムリンを混ぜてサイズの調整をするなどという使い道も考えられる。いずれにせよ、ある程度は持っていて損はしないカードである。
 ただ、状況次第ではコボルトやファントムの方が吉(^^;。
一方的:ペガサス・エンジェル
天敵:コボルト・アマゾネス
実用度:☆☆☆☆☆

ガーゴイル ☆1(Size2 HP2 AP1[物理] SP14 飛行・ビークル優先)
 グレムリンと比較すると使い道が浮かばない。サイズが2に増えている割に、強くなっているのはHPが2になっている部分だけであり、APはそのまま、SPはダウンしているのが痛い。 AP2なら十分に使い道があるが、これならサイズを調整してグレムリンかバードマンを使った方がいいだろう。
一方的:ペガサス・エンジェル
天敵:エルフ・アマゾネス
実用度:☆☆

バードマン ☆1(Size3 HP2 AP2[物理] SP13 飛行・ビークル優先)
 一応、飛行デッキの主軸の1つとなりえるカードなのだが、サイズの割にパラメータはぱっとしない。ペガサスやセイレーンを先手で落とせるため、飛行系同士の戦いならガルーダとワイバーンと暗黒剣士レイを除けば有利だが…。 また、1ダメージの全体攻撃に対する耐性も持ち合わせてはいるものの、使い道が少し難しいかもしれない。
一方的:ペガサス・セイレーン・エンジェル
天敵:エルフ・アマゾネス
実用度:☆☆☆

スパイダー ☆1(Size1 HP1 AP2[ブレス] SP10)
 サイズ1でAP2は良いのだが、HPは1しかないし、SPもそれほど高いわけではない。サイズ1にしてウィザードや特にウィッチを先手で潰せるのは大きな魅力だが、どちらかといえばサイズを調整してバイパーを使った方がいいだろう。 使う時は他の場所でサポートするようにしないとあっさり倒される可能性も高いので注意。
一方的:ウィザード・ウィッチ・ドワーフ
天敵:サラマンダー・シーフ・風馬小太郎・クノイチ・アサシン・クラウン・ソルジャー・ゴブリン戦士・ナイト・デスナイト・バイパー・ストーカー・他
実用度:☆☆☆☆

バイパー ☆1(Size2 HP2 AP2[ブレス] SP16)
 サイズ2のカードとしては極めて優秀な部類に入る。SP16のAP2ブレスは運勝負で暗黒剣士ゲイルですら倒せるし、そうでなくてもブレスを防御できる敵は少ないので地上の敵ならほぼ確実に先手で2ダメージを与えられる。 また、大半の投射カードを先手で倒せるのも大きな魅力だ。
 もっとも、HP3のナイトなどには反撃で潰されるし、クノイチなどには一方的にやられてしまうが、一方的に負ける天敵は空を飛んでいる敵でない限りほとんどいないので、使い勝手は非常に良いだろう。 前述の通り、運次第でゲイルすら倒せる能力を持っているので、メタゲーム次第では角に入れても面白いだろう。もちろん、辺でも十分に活躍してくれる可能性は高い。
 なお、同じブレス系ではサラマンダーを天敵とするため、その辺の工夫が必要になる場合もあるだろう。
一方的:ウィザード・ウィッチ・ソルジャー・ゴブリン戦士・コボルト・エルフ・ダークエルフ
運勝負:暗黒剣士ゲイル
天敵:サラマンダー・クノイチ・ワイバーン・ドラグゥーン・Dスレイヤー
実用度:☆☆☆☆☆

ヘルハウンド ☆1(Size3 HP4 AP3[ランダムブレス] SP14)
 ランダム攻撃ではあるが、サイズあたりの能力は極めて優秀。SP14のAP3から繰り出されるブレスはランダムではあるがゆえに確実性に欠けるが、運さえ味方すれば大きな威力を発揮するだろう。 HPも4あり、簡単に落とされることはまずない。AP4を持つ敵でヘルハウンドより素早い敵はいないため、上手くいけば攻撃をされる前に倒してしまうこともできる。 ただ、ブレス防御を持ち、AP4以上を持つDスレイヤーやリザードマンはさすがに天敵だが…。
 ランダムが幸を呼ぶこともあれば不幸を呼ぶこともあろうが、幸運に自信があれば使ってみても面白いだろう。 ランダムゆえか基本能力は優秀なので、序盤のカード資産が無い時は主戦力としても使えるかもしれない。
天敵:Dスレイヤー・リザードマン
実用度:☆☆☆

ストーカー ☆1(Size1 HP2 AP1[ブレス] SP9 ブレス防御)
 ブレス防御を持っているものの、それを有効に生かせるだけの能力が無い。サイズ1でHP2である上にAP2を望むのは無茶というものだが、AP2が無いとストーカーの使い道が見出せない。 というのも、普通、ストーカーを角で使うことは考えられないので、辺で使うことになるだろうが、辺の戦力として使われるバイパーを一撃で倒せないからだ。 確かにダメージは受けないが、相手をそのまま返り討ちにできないのでは価値が半減してしまう。
 また、ブレスを吐く敵そのものもあまり多くはないので、相手がナイトなどであれば先手でやられるし、SPが9しかないので呪禁師対策にもならない(そのターンで倒せるので長い目で見れば対策になるのだが)。 総合的に見て使いどころが少ない上に、その使いどころでもあまり有効とは思えないのが残念だ。
一方的:スパイダー
天敵:ナイト・クノイチ・アサシン・デスナイト
実用度:☆☆


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