徐々に平穏を取り戻しつつ

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 古河市は茨城県最西端ということもあり、津波とは全く無縁だったため、単純な地震の被害だけで済み、近所を見て回っても大きい被害でブロック塀が倒れたとか大量の瓦が落ちて屋根がボロボロといったレベルで、見た目には徐々に元の生活を取り戻しつつあります。

 しかし、原発事故に始まった電力不足による計画停電や、物流の不安による物資の不足等はまだ時間を必要としそうですね。


 13日からほぼ毎日近所の状況のチェックのために夕方前を中心に自転車で回っているのですが、今日は買い物ついでにレジャラン古河へ。空調を抑え(その影響か結構暑かったです)、照明を半分近く落とし、稼働率の低いゲームをこのように停止することで節電に努めているようです。ちなみに普段は24時間営業のレジャラン古河ですが、当面は23時半閉店(開店時間は失念)だそうです。

 1階のスーパーに戻ると、相変わらずミネラルウォーターやカップ麺を始めとしたインスタント食品はほぼ品切れ。この辺は他のスーパーも同様で、炭水化物なら何でもいいのか、(安価な)米や乾麺は勿論、煎餅やホットケーキミックスといった類も品薄状態。その割に軽量で安価で高カロリーなチョコレートは大量にあったりするので、やはり炭水化物という点が重要なのでしょうかね?
 一方で生麺は普通に入手可能。産地の都合はあるものの生鮮食品も入手できますし、ありがたいことに日々の食事には全く困らないと思うのですが、何を焦って買いだめに走るのか私にはさっぱりわかりません。

 ホームセンターを回るとティッシュやトイレットペーパーを買い漁る人かティッシュやトイレットペーパーがあったと思われるスペースが目立ちました。時間の都合もあるのですが、買い求めているのは主に年配の人が多く、「オイルショックじゃないんだからさぁ...」と思ったり。

 ガソリンスタンドは軒並み品切れで閉店していますが、燃料繋がりでホームセンターの灯油も販売を停止していました。暦通りにこれから暖かくなってくれば暖房用の燃料需要は下がってくると思いますので、被災者の方々に必要な燃料が回りやすくなるという意味でも、天候が良くなってくれると良いなと思います。

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 ここ数日で見てきたことを熟々と書き連ねましたが、最後に被災者の方々の1人でも多くの無事と今後の復興を祈り、福島原発で作業にあたっている方々の無事と成功を祈り、無意味な買い溜めが落ち着き被災者の方々に無事に物資が渡るようになることを願います。

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このページは、Mr.Quickが2011年3月17日 22:16に書いたブログ記事です。

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